20241/29
肩の痛みに関する投稿です。 T-performanceは、静岡県を拠点としてリハビリ・コンディショニング・ストレッチ事業を展開しています。 復職・趣味の再開を目指した保険外リハビリ、身体のメンテナンスやスポーツパフォーマンスの向上を目指したコンディショニングなど お客様一人ひとりに合わせたプログラムをご提供致します。 ここでは症状が出現する原因や簡単なエクササイズなどをご紹介させていただきます。
1.肩の痛みについて
現在、肩の痛みやこりに悩んでいる方はとても多いです。
2019年に厚生労働省が行った【国民生活基礎調査】によると、日本人で肩こりの自覚症状を訴えている割合は、男性:2位、女性:1位との報告があります1)。
肩関節は動く範囲が大きく、日常生活においてとても大きな役割を果たしています。
肩を痛めることで、着替え・物を持つ・食事・書字・頭を洗うなど、上半身への支障が大きくなってしまいます。
また重労働や不良姿勢を伴うデスクワークも肩へ負担がかかりやすいため、仕事に支障をきたす痛みに至ると経済的問題にまで影響することも多くあります。
肩の痛みが起きる原因として、現代社会の生活背景も大きく関わっています。
現代は、学校・仕事・プライベートを通して長時間座っていることや、PC・スマホ・TVの画面を過剰に見る機会が増えています。
また、コロナ禍による外出自粛なども相まって、同一姿勢時間が増加することで背中から肩甲骨周りの筋肉が緊張し、肩の可動域制限をきたしやすくなります。
そのため、正常な肩の動きが行えずに筋肉・関節を痛めてしまいます。
肩の痛みは慢性化・再発しやすく、痛める前から肩に違和感を訴える方も多くいらっしゃいます。
具体的には、『腕や肩を動かした時にゴリゴリ音が鳴る』、『途中でピキッと引っかかる』、『ズシッと肩周りが重たい』などがあります。
そのため、違和感が存在する状態から早期にストレッチを行い、予防をする事をお勧め致します。
肩の痛みは、ストレッチにて肩周りの筋肉に柔軟性を得ることで痛みが改善する可能性があります。 痛みの箇所は大きく分けて4つあるため、自分自身の肩の痛みがどこにあるかを把握することが大切です。
- 肩を動かすと肩の前が痛い
- 肩を動かすと肩の後ろが痛い
- 肩を動かすと肩の横が痛い
- 肩を動かすと2か所以上が痛い
上記の①~④いずれかに出現することもあれば、2個以上出現する可能性もあります。
ストレッチで柔軟性を得ることで、筋肉・関節への負担を軽減することが可能ですが、肩関節は痛む箇所や筋肉の硬さにも違いがあるので、症状に応じてストレッチの実施方法も変化します。
当施設では医療施設で経験を積んだ理学療法士が、身体の状態に合わせて皆さまの身体をストレッチさせていただきます。
また、お身体に合ったセルフストレッチの方法も指導しておりますので、ここではいくつかのストレッチを紹介致します。
2.肩の痛みに対する治療
【医療保険内で行う基本的な股関節の治療】
医療保険内で行う基本的な肩の痛みに対する治療としては、リハビリ・薬物療法・神経ブロック療法・手術療法の4つがあります。
ストレッチ・マッサージ、筋力強化などの運動療法や温熱・電気・水治療法といった物理療法を実施する。
消炎鎮痛薬や湿布薬、または関節内注射などの処置をする。
神経の痛みに対して局所麻酔やステロイド薬を処置する。
肩間接周りの軟部組織を修復・切除や人工関節に置換する。
【当事業で実施する施術内容】
当事業では、国家資格である理学療法士が症状の改善はもちろん、機能改善やパフォーマンスアップなどお客様の身体に合ったプローチを実施致します。 ストレッチやマッサージなど身体のケアを実施することで筋肉の柔軟性が向上し、肩関節周囲への負担を軽減することができます。
3.肩の痛みに対するストレッチの利点・方法
肩の痛みに対してストレッチをはじめとしたエクササイズは有効です。
日本整形外科学会の肩関節周囲炎ガイドラインによると、痛みを感じるストレッチを行うよりも、痛みの無い範囲でストレッチを行う方が良いとストレッチを行うことは推奨されています2)。 ※日本理学療法士協会.肩関節周囲炎の診療ガイドラインを参考
他にもストレッチをはじめとした運動療法は股関節症の疼痛,機能改善に有効であるという報告も複数あります(Hernándezら,2008 Fransenら,2010 Juhakoskiら,2011 Fernandesら2010)2~5)。
しかし、肩関節は動きが大きい反面、動きを制御する筋肉も多いため正しいケアを実施しないと逆に痛めてしまう方も多いです。 国家資格保有者が実施するマッサージやストレッチは、肩の状態をしっかりと把握して行うためより効果的な方法を提供することができます。
また、肩の筋肉は浅い層と深い層の二層構造になっており、どちらか片方の柔軟性が低下しても可動域の制限に繋がってしまいます。 セルフストレッチなど正しい方法で実施できていないと、この2つの筋肉がしっかりと伸ばしきれないため、肩の痛みは慢性化しやすくなります。
同じストレッチでも実施方法や身体の状態の違いによって、効果が変化します。
今回は、ご自宅でできる簡単なセルフストレッチを紹介します。 ストレッチを行う際は、必ず肩の痛みがない範囲で行うことをおすすめ致します。
【肩の痛みにおすすめなストレッチ】
- 肩を動かすと肩の前が痛い
- 肩を動かすと肩の後ろが痛い
- 肩を動かすと肩の横が痛い
- 肩を動かすと2か所以上が痛い
こちらの症状の方は、大胸筋ストレッチ、胸張りストレッチがおすすめ!
肩関節の前側には大胸筋などの大きな筋肉が付着しています。これらの筋肉が硬くなることで猫背姿勢などの原因となり、肩のスムーズな動きを阻害してしまいます。 今回は柔軟性が低下することで関節の動きを制限しやすい胸筋ストレッチと肩甲骨を動かす胸張りストレッチをご紹介します。
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こちらの症状の方は、胸張りストレッチとスティック+プルオーバーがおすすめ!
肩の後面には、関節を安定させる役割を筋肉が多く付着しています。 後面の筋肉の硬さで関節の動きが阻害されて痛みが出る場合が多いですが、前面の筋肉の硬さが原因で後面に痛みが出る場合もあります。 今回は胸張りストレッチとタオルスティック+プルオーバーをご紹介します。
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こちらの症状の方は、胸張りストレッチ、上半身回旋がおすすめ!
肩の横には三角筋や棘上筋など様々な筋肉が付着していますが、そのほとんどが肩甲骨に付いています。 今回は同一姿勢や不良姿勢によって硬くなりやすい肩甲骨や背骨の動きを改善するストレッチをご紹介します。
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こちらの症状の方は、胸張り運動、タオルスティック+プルオーバー、骨盤運動がおすすめ!
肩関節は、広義と狭義の肩関節に分けられ、肩甲骨のほかに背骨や肋骨にも筋肉を介して連結しています。 同一姿勢や猫背姿勢によって背中の筋肉が硬くなることで、肩のスムーズな動きを制限してしまうこともあります。 ここでは胸張り運動、タオルスティック+プルオーバー、骨盤運動をご紹介します。
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4.T-performanceでのコンディショニング
当事業は医療施設で経験を積み、プロスポーツ帯同歴のある理学療法士が身体の状態に合わせて症状の改善はもちろん、予防やパフォーマンスアップまでマンツーマンにて対応致します。 綿密なカウンセリングと根拠に基づいた評価ツールにてお身体の現状を把握し、栄養×運動×自律神経を基盤とした完全オーダーメイドなリハビリやコンディショニングを提供しております。
【コンディショニングって何?】
コンディショニングとは、生活環境や目標とする動作に向けて身体の状態を整えることです。 栄養・自律神経・運動・環境などの要因から総合的にアプローチし、運動競技や日常生活動作において最高の能力を発揮来るように身体にあったプログラムを立案していきます。
🔻T-performanceに関する詳しい内容は下記投稿をご参照ください!🔻
冒頭でも述べさせていただいた通り、多くの方が肩の痛みやこりに悩まされています。【国民病】とも言えるこの症状は、生活の中でも大きく関わってきます。
肩を痛めてしまうと、腕を使用する日常生活や仕事にも支障をきたし、経済問題にまで至る恐れがあります。
肩の痛みが出現する原因は、同一姿勢の増加や運動不足などの要因が挙げられます。
同じ姿勢でいる時間の増加・運動不足が顕著となり、肩に力が入り過ぎる・猫背姿勢になる状況へ至ることで、肩周りの筋肉へ筋力や柔軟性低下が生じやすくなります。
その結果、正常な肩の動きが行えずに筋肉・関節を痛めてしまいます。
肩の痛みは慢性化・再発しやすく、出現前から【腕や肩を動かした時にゴリゴリ音が鳴る】、【途中でピキッと引っかかる】、【ズシッと肩周りが重たい】などの違和感を訴える方が多いです。 そのため、肩の痛みが出現する前からストレッチを実施することも重要ですが、痛みが出現してからも痛みのない半位でケアをすることはとても大切になります。
T-performanceは、運動や身体のケアを通して『肩コリや肩の痛みが無くなって生活が楽になった』『前より快適に肩を動かせるようになった』など、身体をほぐすこと・整えることの大切さを知っていただき、少しでもイキイキとした生活をサポートできるよう努めてまいります。
経験豊富な理学療法士がお客様の身体環境や生活習慣も考慮しながら、『痛みやコリの無い生活を送りたい』『楽しく趣味をしたい』『スポーツパフォーマンスを上げたい』などの目標に対して、若年層からシニアまで幅広くマンツーマンで対応していますので、お気軽にご相談下さい。
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