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パーキンソン病は、脳内の神経伝達物質の1つであるドーパミンが不足し、手足のふるえやぎこちない動作、小刻みの歩行などの症状があらわれる慢性進行性の神経難病です。ドーパミンの不足は、脳の黒質(こくしつ)という部分の神経細胞が減少するために起こります。
日本における全体の発症率は1000人に1~1.5人程度ですが、高齢になるほど発症率が高くなり、65歳以上では約100人に1人にのぼります。発症のピークは50~60歳代ですが、40歳代からは注意が必要です(少数ですが20歳代、30歳代での発症もみられます)。
パーキンソン病の症状には『運動症状』と『非運動症状』があります。
🔶運動症状
4大症状と呼ばれるふるえ(安静時振戦)、筋強剛、動作が緩慢となり足がすくんでしまう無動、バランスが悪くなる姿勢反射障害などが見られます。
🔶非運動症状
4大症状のほかに、便秘や排尿障害、発汗異常・起立性低血圧などの自律神経障害、食べ物がうまく飲み込めない嚥下(えんげ)障害、臭いが分かりにくくなる嗅覚障害、あるいは易疲労性(疲れやすいこと)やうつ症状、不眠、幻覚症状などがみられることもあります。
〈〈 ホーン・ヤールの重症度分類 〉〉
現時点では、パーキンソン病を根本的に治す方法こそありませんが、継続的なリハビリで症状の軽減や機能改善が見込めるとの報告も多くあります。
代表的な方法としては、、、、
薬物療法は主に、ドパミン神経細胞を補う薬やドパミンを分解する酵素の働きを抑える薬を服用することです。
外科手術は、薬だけでは症状を改善することが難しい場合がよく検討されます。具体的には、脳に細い電線を入れ、脳を刺激することによって症状の改善を図ります。
理学療法・作業療法は、パーキンソン病症状や様々なレベルの障害に有効であると位置づけられている治療手段です。毎日リハビリ・運動を続けることで、症状の軽減と進行の抑制が期待できます。
パーキンソン病は慢性進行性のため進行していくと、運動機能の低下につながります。そのため、運動機能を維持・向上させるためには、リハビリテーションを行うことが推奨されています。
パーキンソン病に対するリハビリの分類として、、、
上記の項目は、病院・介護施設で行われている一般的なリハビリですが、保険制度上の制約により、目標に対する本来必要なリハビリの量と質の確保が困難な場合も多くあります。 当事業は静岡市を拠点に、専門的なリハビリサービスを自費にて提供しております。保険下でのリハビリテーションとは異なり、お客様一人ひとりの目標や状態に合わせたリハビリ、コンディショニングを経験豊富な理学療法士が『マンツーマン』にて実施させていただきます。 またカウンセリングと体験プログラムを経て、60分・90分・120分の時間設定を状態に合わせて提案し、集中的なリハビリを1〜2ヶ月間継続致します。 お客様の尊厳を念頭におき、『想いを形にするリハビリ』を提供するため尽力致します。無料電話相談等も実施しておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
当事業が提供している手技である『Spine Dynamics療法(以下:スパインダイナミクス)』と『コアコンディショニング』という2つのリハビリ方法について、それぞれ具体的にご紹介致します(JCCA日本コアコンディショニング協会、Spine Dynamics療法ホームページより一部抜粋)。
まずスパインダイナミクスは、特別な治療法や治療手技ではなく、『痛み』『変形』『拘縮』などに限らず、身体に生じる疾患に対してなぜそのような結果になったのかを常に考え、原因を追求して根本的な治療や予防に反映させていくことコンセプトとした考え方です。 人は日常生活において睡眠不足や長時間集中する仕事などによる頭の疲れ、長期間の服薬や偏った食生活に伴う内臓のストレス、運動不足や運動量と体力の不釣り合いといった体力的要因など、様々なストレスを受けています。 こういったストレスが蓄積することで歯車が噛み合わなくなるように、様々な障害の要因となってしまうため脊柱や骨盤の動き、体力などを総合的に評価しながらお客様一人ひとりに合った根本的な改善を目指していきます。 身体機能や生活習慣が改善し、良好な感覚情報が脳に入力されることで、脳卒中やパーキンソン病、整形疾患に関わらず日常生活での動作の質向上や身体が本来持つ治癒力を最大限引き出すことができるようになります。
またコアコンディショニングは、スポーツはもちろん、日常生活などすべての“動作の土台”となる『姿勢』と『動作』を重要視した内容で、赤ちゃんの成長に沿って考えられたエクササイズです。 身長や体重、年齢、生活習慣は一人一人違います。そのためコアコンディショニングは“動作の土台”を一人一人に合わせた内容で提供することが可能です。
パーキンソン病の場合、脳から筋肉への指令がうまく伝わらずに動作が徐々に小さくなってしまいます。
特に加齢に伴う体力の低下、肥満、スポーツ、仕事などの生活習慣や運動習慣は大きく影響するため、膝関節だけ治療しても定期的に症状が再発してしまうことが多くあります。 コアコンディショニングを応用し、身体に合った土台づくりを実施することで膝関節へのストレスを軽減し、症状の進行を抑えることでスムーズな動作を獲得しやすくなります。
当事業ではスパインダイナミクスを用いた施術に加え、コアコンディショニングを応用した運動内容により最大限身体の機能を引き出しています。
【ご利用者の紹介】
補助具なしで歩きたい、一人で新幹線に乗りたい、妻と旅行に行きたい。
【症状】筋固縮、姿勢の崩れ、腰痛、下肢痺れ など
歩行の安定・スピード上昇、腰痛、痺れ改善、杖なしでの歩行可能 など
🔶T-performanceの訪問リハビリを受けた体験談
2016年前にパーキンソン病と診断され、病院を退院した後は、週2回デイサービスを利用しています。 私が利用しているデイサービスでは集団での運動や電気を当ててもらうなどの内容ですが、療法士さんに毎回対応してもらえる訳ではなく、症状の細かな相談や専門的な個別での対応はなかなかやってもらえないんですよね。 段々と身体の傾きや一人で長い距離を歩くのが難しくなってきて奥さんと趣味の散歩を再開したり、自力で病院への定期診察へ行きたいという気持ちが強かったのでもっと本格的なリハビリをやってもらいたいと思っていました。
前田先生には他の施設でもお世話になり、シルバーカーや杖なしでは歩けない状態から補助具なしで身の回りのことが出来たり、新幹線を利用出来るまでに治していただきました。 自宅で長い時間1対1で理学療法士さんに対応してもらえるので、『歩けるようになりたい』『これが出来るようになりたい』というリクエストにすぐ応えてもらえるのがとてもありがたいです。 毎回施術を受けた後は、痛みが消え、杖がなくても歩きやすくなり、本当に嬉しく思っています。ひとつの目標を達成すると欲が出るようでまた登山に行けるように先生とリハビリ頑張ります。
パーキンソン病は、慢性進行性のため放っておくと手足の動きができなくなり、筋力の低下など様々な機能が低下します。進行を早めてしまう要因として活動量の減少に加え、栄養の偏り、睡眠不足やストレスなどがあります。
T-performanceでは、お客様の身体の状態や生活習慣に合わせて経験豊富な理学療法士が60分・90分・120分など、マンツーマンにて対応致します。 『趣味である〇〇を再開したい』『もっと〇〇を改善したい』といったお客様の想いに応えるため、施術や運動、エクササイズ、栄養指導など様々な視点から最大限の支援と生活指導などのご家族のサポートもさせていただきます。 症状の進行は歩行が困難になるなど、日常生活への影響は計り知れないものになります。リハビリや運動を通して進行を遅らせたり、症状を改善させることが可能ですので、当事業で『ひとつ上のステージへ』着実に改善するリハビリを体感していただければと思います。
Profile
前田幸亮【Kosuke Maeda】
T-performance代表/理学療法士
2015年
2015年
理学療法士として整形疾患、スポーツ障害を中心としたリハビリテーションを5年間勤務。その間サッカーチームのメディカルサポートも経験。
2016年
外部コーチとして4年間試合等への帯同を経験。技術指導ならびにパフォーマンス向上や怪我予防のための身体作りを指導
2019年
2020年
回復期病棟セラピストとして働きつつ、プロバスケットボールチームVELTEX静岡のメディカルサポートを兼任。
2022年
(静岡市)
2023年
2024年
JR静岡駅南口より徒歩7分、森下小学校前にて店舗を構えております。