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肩関節周囲炎とは、何らかの原因で関節を構成する骨、軟骨、靱帯や腱など肩関節周囲の組織に炎症が起きることが主な原因と考えられています。 50歳前後の男女に好発しやすく、 いわゆる五十肩とも呼ばれます。若ければ30代から出現することもあり、その病態はさまざまな要因が影響していると言われています。 一般的な経過として、約6ヶ月〜2年前後で自然治癒すると言われていますが、「放っておけば治る」と甘く考えていると、肩が挙がらない、力が入りにくいなど運動障害が残ってしまう恐れもあります。 また、症状が改善しても、不良姿勢や生活習慣の乱れなどで肩へのストレスが続くと再発することもあります。
〜肩関節周囲炎の分類〜
大きく分けて炎症期、拘縮期、回復期の3つに分類され、それぞれ特徴が異なります。
期間:約2〜9ヶ月
炎症が出現し、痛みが強くなる時期です。 増悪すると動かした時の痛みだけでなく、肩がジンジンする・ズキズキするなど夜間時や安静時にも痛みが出現します。
期間:4〜12ヶ月
可動域制限が主な症状となり、あらゆる方向の可動域が制限される拘縮が進行する時期です。 炎症が鎮静化し、強い痛みは徐々に落ち着いてきます。過度に引っ張ると強いつっぱり感を感じます。
期間:6〜9ヶ月
運動時痛や可動域制限が次第に回復、改善に向かう時期です。 可動域制限や痛みが徐々に改善に向かうためセルフでのストレッチや運動が実施しやすくなります。
肩関節周囲炎は個人差が大きく、症状が出現する期間もさまざまです。 自然に治ることもありますが、放置すると日常生活が不自由になるばかりでなく、関節が癒着して動かなくなることもあります。 痛みが強い急性期には、安静を計り、消炎鎮痛剤の内服、注射などが有効です。 急性期を過ぎたら、温熱療法(ホットパック、入浴など)や運動療法(拘縮予防や筋肉の強化)などのリハビリを行います。
これらの方法で改善しない場合は、手術が勧められる場合もあります。
【保存療法】
①内服:
非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)などから行われます。経口接種するだけでなく、湿布薬などの外用薬も用います。
②注射:
肩の関節内、肩峰下など主に痛みが強い場合に行います。 ステロイドや局所麻酔薬、ヒアルロン酸ナトリウムを用います。
炎症、痛み、拘縮などを改善、予防するために行います。 可動域訓練、筋力訓練などの運動療法だけでなく、物理療法や日常生活指導も行います。
【手術療法】
リハビリの目的は、炎症や疼痛をより早期に軽減すること、拘縮の増悪を防ぎ、改善すること、生活指導などを行い、負担を少なく楽に生活すること、などが挙げられます。 早期よりリハビリを行い、回復を促進し、運動障害が残存しないよう努める必要があります。
肩関節周囲炎への治療方法として、、、、
【炎症期】
消炎鎮痛がメイン。安静、三角巾での固定、ポジショニング指導、アイシングなど
【拘縮期】
拘縮予防・改善。 『痛み・ムリ』のない範囲での運動療法開始 など
【回復期】
積極的な運動療法。 ストレッチや筋力強化 など
上記の項目は、病院・介護施設で行われている一般的なリハビリですが、保険制度上の制約により、目標に対する本来必要なリハビリの量と質の確保が困難な場合も多くあります。 当事業は静岡市を拠点に、専門的なリハビリサービスを自費にて提供しております。保険下でのリハビリテーションとは異なり、お客様一人ひとりの目標や状態に合わせたリハビリを経験豊富な理学療法士が『マンツーマン』にて実施させていただきます。 またカウンセリングと体験プログラムを経て、60分・90分・120分の時間設定を状態に合わせて提案し、集中的なリハビリを1〜2ヶ月間継続致します。 お客様の尊厳を念頭におき、『想いを形にするリハビリ』を提供するため尽力致します。公式LINEでの無料相談や電話での対応も受付けておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
当事業が提供している手技である『Spine Dynamics療法(以下:スパインダイナミクス)』というリハビリ方法について、具体的にご紹介致します(Spine Dynamics療法ホームページより一部抜粋)。
スパインダイナミクスは、特別な治療法や治療手技ではなく、『痛み』『変形』『拘縮』などに限らず、身体に生じる疾患に対してなぜそのような結果になったのかを常に考え、原因を追求して根本的な治療や予防に反映させていくことコンセプトとした考え方です。 人は日常生活において睡眠不足や長時間集中する仕事などによる頭の疲れ、長期間の服薬や偏った食生活に伴う内臓のストレス、運動不足や運動量と体力の不釣り合いといった体力的要因など、様々なストレスを受けています。 こういったストレスが蓄積することで歯車が噛み合わなくなるように、様々な障害の要因となってしまうため脊柱や骨盤の動き、体力などを総合的に評価しながらお客様一人ひとりに合った根本的な改善を目指していきます。 身体機能や生活習慣が改善し、良好な感覚情報が脳に入力されることで、脳卒中やパーキンソン病、整形疾患に関わらず日常生活での動作の質向上や身体が本来持つ治癒力を最大限引き出すことができるようになります。
【ご利用者の紹介】
肩の痛みを治したい、肩の可動域を広げたい、趣味のゴルフを再開したい、ゴルフの飛距離を伸ばしたい など
【症状】バンザイの痛み、結滞・結髪動作時の痛み、可動域制限、フルスイングが出来ない など
肩痛改善(NRS10→1)、バンザイ、結滞・結髪動作の痛み消失 、可動域拡大(挙上120°→155°) 、フルスイングが出来るようになった 、発症前より飛距離が伸びた 、昔よりゴルフ後のケアを心がけるようになった 、など
🔶T-performanceの訪問リハビリを受けた体験談
前の施設で前田先生のファンになり、肩の定期的なケアをお願いしています。 趣味のゴルフが痛みなく出来るって本当に幸せですね。的確にアドバイスをくださり、何より終わった後がとても楽なので身体を気にかけるきっかけになってます。今後とも宜しくお願いします。
肩関節周囲炎は長時間の同じ姿勢や重労働、体力低下に伴う姿勢の乱れなど何らかの原因で肩甲骨周囲の筋肉が硬くなり、組織が擦れることによって痛みや可動域の制限が起こってしまう疾患です。 発症当初は痛みが出てもすぐ改善するなどの軽い症状が多いですが、症状が進行するにつれて可動域の制限や安静時の痛みなどが出現し、日常生活に支障をきたしてしまいます。 そのため軽い症状のうちに痛みの原因を明らかにして早期治療することがとても大切になります。 症状の進行を食い止めるためにはリハビリや適度な運動が推奨されていますが、保険内でのリハビリでは制度上の問題などで十分な時間や質の確保が難しい場合も多くあります。
T-performanceでは、お客様の身体の状態や生活習慣に合わせて経験豊富な理学療法士が60分・90分・120分など、マンツーマンにて対応致します。 『趣味である〇〇を再開したい』『もっと〇〇を改善したい』といったお客様の想いに応えるため、施術や運動、エクササイズ、栄養指導など様々な視点から最大限の支援と生活指導などのご家族のサポートもさせていただきます。 症状の進行は歩行が困難になるなど、日常生活への影響は計り知れないものになります。リハビリや運動を通して進行を遅らせたり、症状を改善させることが可能ですので、当事業で『ひとつ上のステージへ』着実に改善するリハビリを体感していただければと思います。
Profile
前田幸亮【Kosuke Maeda】
T-performance代表/理学療法士
2015年
2015年
理学療法士として整形疾患、スポーツ障害を中心としたリハビリテーションを5年間勤務。その間サッカーチームのメディカルサポートも経験。
2016年
外部コーチとして4年間試合等への帯同を経験。技術指導ならびにパフォーマンス向上や怪我予防のための身体作りを指導
2019年
2020年
回復期病棟セラピストとして働きつつ、プロバスケットボールチームVELTEX静岡のメディカルサポートを兼任。
2022年
(静岡市)
2023年