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健康をテーマに『身体と向き合う』ための豆知識を配信していきます。

理学療法士が教える肩甲骨エクササイズ〜その②〜

肩甲骨エクササイズ【肩甲骨廻し】

肩甲骨エクササイズに関する投稿です。 肩甲骨は不安定な構造ですが、多くの筋肉を介して他の関節と連結することで、スムーズな関節の動きをサポートする役割を担っています。 肩の運動において上腕骨と肩甲骨が連動した動きをする肩甲ー上腕リズムが重要となるため、STEP2では肩甲骨と上腕骨の連動性を高めるエクササイズをご紹介します。

1.はじめに

肩の運動において上腕骨と肩甲骨が連動した動きをする肩甲ー上腕リズムが重要となり、肩甲骨の機能低下は、​肩こり、偏頭痛の要因となる​だけでなく、野球やバレーボール、バドミントン​​など 様々なスポーツにおける競技パフォーマンスにも影響することが知られています。 そこで今回は、STEP2:肩甲骨と上腕骨の連動性を高めるエクササイズをご紹介します。

肩甲骨の画像

肩甲骨は鎖骨の部分でのみ体幹と連結している不安定な構造ですが、多くの筋肉を介して他の関節と連結することで、スムーズな関節の動きをサポートする役割を担っています。​​​

肩関節の動きは肩の動きに合わせて​肩甲骨が連動して動く​ことで​​スムーズな関節運動が可能となります(​肩甲上腕リズム​)。

また肩甲骨に付着する筋肉は、​​背骨や肩関節、首​​などに付着しているため同一姿勢​や​寝不足​、​ストレッチ不足​​​などにより、筋肉が硬くなる事で関節の動きを妨げる原因となってしまいます。

肩甲骨の動きを良好に保つことが怪我の予防​や​パフォーマンスの向上​​に繋がると言っても過言ではありません。​​ ​そこで!仕事や運動の合間に簡単に出来る『肩甲骨廻し』の運動をご紹介します。

🔸​肩甲骨廻し

【目的】

  • 肩甲骨周りの筋肉をほぐす
  • 肩甲骨の追従運動を引き出す​
  • 肩関節の可動性向上​
  • etc.

    【実施方法】

  • 時計回り、反時計回りに肘で円を描くような動作を繰り返し行う。
  • 1セット10-20回×2-3セット/日​
  • 肩甲骨廻し 肩甲骨廻し 肩甲骨廻し 肩甲骨廻し 肩甲骨廻し 肩甲骨廻し

    2.肩甲骨廻しのポイント

    【目的】

  • 肩甲骨の動きを意識して​
  • 動いている場所や動きの左右差を身体で感じる事で効果up⤴︎

  • 大きく円を描くように​​
  •  小さい円の場合、肩や肘だけの動きになってしまうため、大きな円で肩甲骨が動くようにしましょう。

  • 少ない回数を頻回に​​​
  • 筋肉の硬さが肩甲骨の動きに影響するためこまめに実施するのが好ましいです。

    動いているのは肩、肘ですが、常に肩甲骨の動きに意識をしてエクササイズをおこなうことでより効果アップ! よりスムーズな肩の運動に繋げるためには日々の積み重ねが大事!お試しあれ🤗

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